先週の前編に続いて期間限定で配信された『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』「二課の一番長い日」(後編)が昨夜公開されたので、さっそく視聴しました。
この話は、簡単に言ってしまえば自衛隊がクーデターを起こす…な内容なのですが、これを今のような深夜枠でもなく、子供向けアニメが放送されるゴールデンタイムで放送されたのは凄いとしか言いようがない。しかも1988年という30年以上前に。特に大震災以降は自衛隊に対する見方も変わって、こうした事態が起こるような事は想定し難くなりましたが、この時代にはまだ残滓的なものが残っていたのかもしれません。
幸いなことに自衛隊のクーデターは起こりませんでしたけど、安倍晋三による従来の県法の法秩序を無視した国の改変という「閣議決定」クーデターを残念なことに目撃してしまいました。あの当時、憤慨してデモに参加したこともあります。
作中でクーデターの首謀者が「20年かけた」と言ってましたが、それと同じように法の番人である法制局長の首を付け替えるところから周到に準備されたものでした。当時「9」と書かれたTシャツを着ているだけで警官に職質されたり、立会演説会で「帰れ‼」と叫ぶだけで警察官に連行されたり、北の国やら中の国じみた事が起きてました。そして自作銃器による事件が起きましたが、あれはあってはならぬ事件だと思う一方で、天罰だと思う気持ちが正直なところ有ります。
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