最近、タイヤのラジオCMで「イーグルは舞い降りた」と言う言葉を聞いたこともあって、この映画を選びました。この言葉も主人公の言葉として映画に出てきます。
主人公のニール・アームストロングはアポロ11号の船長として月面に人類で初めて一歩をしるした人物で、この映画は彼を描いた伝記映画です。
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である
彼が月面に足を踏み下ろした時の言葉は超有名ですが、この言葉、つまり当時の通信記録をウィキペディアで聞くことができます。
ちなみに人類の月面初到達という歴史的な出来事があった1969年7月24日、自分は当時5歳と7カ月でしたけど、残念ながら全く何も覚えてはいません(涙)、当時世界中で4億5千万人が何らかの方法でこの出来事を見守っていたという事なのですが…、それでも子どもの頃からSFっぽい特撮モノとか星とかは大好きだったので、遠い影響はあったかも…なんて思います。
映画の中でニールは寡黙で家族でさえ何を考えているのか分からないような…、とりとめのない人物として描かれています。記者会見でも気の利いたことが言えず、場を盛り上げる事とか苦手な、今の言葉で言うと「陰キャ」になるのでしょうか。少なくとも雄弁な英雄的な人物では無かったのは確かなようです。この映画が伝記映画ということもあって淡々と出来事が描かれてます。
歴史的な偉業という点ではコロンブスのアメリカ大陸到達、リンドバーグの大西洋単独無着陸飛行に並ぶと思います。
コロンブスのアメリカ大陸到達に関しては既に何世紀も前にバイキング達が到達して小規模な入植地をつくっていたらしい…という話もあります。リンドバーグの大西洋横断飛行は事実としては間違いありませんが「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な彼の言葉は後世の創作だとか。
それに比べてアポロ11号の月への挑戦は秒単位で記録が残されていて、現代史の1コマになってます。
次の人類の偉業は火星への到達でしょうか。
宇宙への進出と言えば。1972年のアポロ17号以降50年以上も途絶えている月面着陸を再度目指す「アルテミス計画」も気になるところです。
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